...おのが庶子於義丸(おぎまる)を遣し...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...わが官僚武断主義の政府しばしば庶民に愛国尚武(しょうぶ)の急務を説けり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...日本の庶民は、権力者が誰であろうとも、無関心であったものと解せられる...
蜷川新 「天皇」
...もともと天皇は、一般庶民とは、すこしも接触するところがなかった...
蜷川新 「天皇」
...自分の見栄のためでなく、庶民の慰楽と、生活の糧(かて)のために描いたのだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...――物心つきはじめてから、ずつと戰爭で、祖父の云ふやうな色つぽい淺草の景色はなかつたけれども、淺草と云ふもの自體には、庶民的な、氣取らない匂ひがこもつてゐた...
林芙美子 「雪の町」
...親昵(しんじつ)をかさねてきた庶民生活を...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...云ひ換へると庶民階級にもインテリ階級にも...
正岡容 「大正東京錦絵」
...庶幾(こいねが)うところなりとて...
南方熊楠 「十二支考」
...只先霊名録の蘭軒庶子女(ぢよ)の下に母佐藤氏と註してあるだけである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文明の混亂期に五山が庶民の外にあつたのは...
吉川英治 「折々の記」
...一剣天下を治むの概をもつ徐庶があり...
吉川英治 「三国志」
...「母上! 徐庶です...
吉川英治 「三国志」
...要領のいい庶民たちは...
吉川英治 「私本太平記」
...この庶民の沼底をすくッたような阿弥村では...
吉川英治 「私本太平記」
...庶民も戦争の手伝い人だと仰っしゃるので」答「庶民は戦争にふるふるです...
吉川英治 「私本太平記」
...だから庶民はいっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...そういう楽しき庶民の所産に...
吉川英治 「随筆 新平家」
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