...むかし天正の頃雲洞庵十世北高和尚といひしは学徳全備(がくとくぜんび)の尊者にておはせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...九月二日夜金虚子庵○明治三十九年九月十一日(封書)拝啓 来る二十六日の能に御招き被下難有奉深謝候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...夜はふくらうの月が出た(追加一句)・寝ざめ雪ふるさびしがるではないが・雪が霙となりおもひうかべてゐる顔・ひとりへひとりがきていつしよにぬくうねる(旧友来庵)・梅はさかりの雪となつただん/\ばたけ雪を見てゐるさびしい微笑・雪のしたゝり誰もこないランプを消して恋のふくらうの逢へら(マヽ)しい声も更けた・枯れた葉の枯れぬ葉の...
種田山頭火 「其中日記」
...敬治君来庵、庵の御飯はうまいといつて数椀食べてくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...庵中独臥、読書三昧...
種田山頭火 「其中日記」
...午後、樹明君、敬治君来庵、酒と汽車辨当を買うて、三人楽しく飲んで食べて話した、夕方からいつしよに街へ出かけてシネマを観た(トーキーでないので、せつかくのヱノケンも駄目だつた)、それから少し歩いて、めでたく別れた...
種田山頭火 「其中日記」
...酒泉空庵氏手紙にて尾上菊五郎余が新作舞踊一幕是非とも所望の由...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...道庵流に暮らしておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...時としては道庵先生の人格を軽くする所以(ゆえん)となることもあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵先生のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...驚かされたのは道庵先生です...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ファッショ」「ファッショ」「ファッショ」「ファッショ」道庵は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「沢野忠庵」と裕佐は其名札を持つて立つた儘訝(いぶ)かし気に首をひねつた...
長與善郎 「青銅の基督」
...庵室から一と晩出なかつたといふのは本當だらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分」八五郎が一度来た琢堂の庵(いおり)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...石を建てるのはいやだがやむなくば沢庵石のようなごろごろした白い石を三つか四つかころがして置くばかりにしてもらおう...
正岡子規 「墓」
...破風をもる煙かすかに水をくむ音はをりふしこの庵に人はすめども日もすがら窓をとざせり自らかう歌つた私の家の海にむかつた窓はその前に藤棚のたふれたのがいつまでもたふれたままで...
三好達治 「海辺の窓」
...「よう、よう、先生」と、伊織は甘えて、「どうせ、まだ草庵は、五日や六日じゃ出来ないし……」と、強請(せが)んだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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