...『座興さ、無論...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...それとも、粋人の座興か...
江戸川乱歩 「影男」
...座興(ざきよう)が加(くわ)はつて来(き)た...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...其の折の座興に過きず...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...固よりその場の座興なれば芸の雑駁は咎むるもの却って野暮の嗤を招かん...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...ほんの一座の座興にお角を怖がらせてみたものとしても...
中里介山 「大菩薩峠」
...座興が湧いたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は父がなぜ座興とは云いながら...
夏目漱石 「行人」
...これは『奇談クラブ』の座興のために創作された一篇の物語りに過ぎないのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...新富座興亡史があり...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...ご座興までに鯨のひと声...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...男にとつては座興のやうな気持でしかつきあへなかつた...
平出修 「瘢痕」
...ほんの冗談な座興であつたにもかゝはらずそれを真にうけて千代子の来るのを自分が待つてゐたと思はれては堪らない――さう思つて私は心底から慄然としたのです...
牧野信一 「砂浜」
...」「彼奴はさつきから吾々の座興を眺めてにや/\してゐたが...
牧野信一 「蝉」
...囃(はやし)の座興があった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この米坡が右の粂八の吾妻座興行にも加わって...
山本笑月 「明治世相百話」
...「――あいや、私にはまだ武勲がないので、せめて座興に、剣の舞でも舞って、諸兄の労をお慰め申さんかと存じまして」いいながら彼はすぐ起って、剣舞をしはじめた...
吉川英治 「三国志」
...こんな座興に供する為に研(みが)いているのではない...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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