...その度毎にとたん張りの家根はばり/\と音がする...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...会う度毎(たんび)に必ず新らしい本を読んでいて新らしい話をした...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...無慙(むざん)な夫殺しのことを思い出す度毎(たびごと)に...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...などという音信(たより)がある度毎に...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...毎日繃帯を取り替えてやる度毎(たびごと)に...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...流れ出す湯口を見ると無色透明で入浴の度毎に飲むと利(き)き目があるということだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...その度毎に、弁信のやつれた法衣(ころも)の袖が吹き裂けんばかりに吹き靡(なび)かされ、その小さな五体が吹き上げられ、吹き下ろされているのを見るばかりです...
中里介山 「大菩薩峠」
...其度毎にだぶ/\の蚊帳の裾が吹きまくられて...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...主人は往来をあるく度毎にあばた面(づら)を勘定してあるくそうだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「殿のお側の御手文庫に入れてあったはずでございます」「それほど大事な品を?」「御参覲(ごさんきん)の度毎に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...動きのいちじるしい雲の塊りが不連續的に通り過ぎる度毎に...
堀辰雄 「初秋の淺間」
...栗色の髮の若い女が何やらもの靜かに話しかける度毎に...
堀辰雄 「旅の繪」
...栗色(くりいろ)の髪の若い女が何やらもの静かに話しかける度毎(たびごと)に...
堀辰雄 「旅の絵」
...今でも陶然とする度毎には...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...千住で小休みをする度毎(たびごと)に...
森鴎外 「カズイスチカ」
...今も琵琶湖の傍を汽車で通る度毎に...
横光利一 「琵琶湖」
...この彼の感情は頻々として起る様々な社会運動の勃発する度毎に...
横光利一 「マルクスの審判」
...去年の冬以来引続き国立劇場のコメデイ・フランセエズ座で毎週に三四回も演じて其(その)度毎(ごと)に大入(おほいり)を占めて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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