...品物でかりた知合の借金に店賃(たなちん)...
徳田秋声 「あらくれ」
...店賃(たなちん)百弐拾匁...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...また店賃(たなちん)をば竹筒へ納めなどする頃...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...こやつは店賃(たなちん)を払わねえから利(き)いてやらねえの...
中里介山 「大菩薩峠」
...溜めた店賃(たなちん)を拂つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暮に拂へなかつた店賃(たなちん)を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...与七の手で書いた店賃の帳面も残っている...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...おれは差配のところで店賃の帳面を見たが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「五人の総代が字を書けたかどうか、などということは問題ではない、店賃なし、という事実が証明しているじゃないか、――ばかなことを云う男だ」終りの言葉は独り言で、だが去定はすぐにまた本題に戻った、「おれの知りたいのは、どうしてそういう約束をしたか、ということだ、どんな理由があって、与七はそんな約束をしたのか、それがわからない限り長屋の者に勝ちみはない」暫く歩いてから、登が訊いた、「その理由を知っている者はいないのですか」「角三が云ったとおりだ」去定は苛(いら)だたしげに喉(のど)を鳴らした、「総代五人のうち二人は移転し、二人死んだ、角三の親がその一人で、残っているのは多助だけだ」「ぼけてしまったという――」「おれはさっき訪ねてみた、卒中のためにぼけたのだろう、いろいろやってみたし、老人自身もけんめいに思いだそうとした、しかし、おくめ殺し、ということしか記憶に残っていないんだ」登は去定の顔を見た...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...おれたちがこれからは店賃を払う...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...芯そここたえたようすでしたよ」「あの井戸の底ではな」「あっし共は店賃を払うつもりです...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...(これも溜っている)店賃に一分だけ入れ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...店賃(たなちん)の取立てを自分で執行した...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...「店賃ぐらいきちんと払ったらどうだい」まずとりあえず右の如く第一声を浴びせるが...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...もっと実のある楽しみをして店賃が払えるんだ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...とりいそぎ店賃を払うのであった...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...店賃のほうはすぐお払い申しますんで...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...ばあさんは其(その)金で店賃(たなちん)も...
若松賤子 「黄金機会」
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