...お庇様(かげさま)でどうやら助りました...
泉鏡花 「婦系図」
...私はかうまで比古さんの庇護をうけるのか...
種田山頭火 「旅日記」
...少しも庇ってくれようとはしないように...
豊島与志雄 「食慾」
...叔父を窘(たしな)めるよりもむしろお延を庇護(かば)う方に傾いていた...
夏目漱石 「明暗」
...横向に庇(ひさし)を向いて開いた引窓から...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...中折の庇(ひさし)を目深におろし...
野村胡堂 「九つの鍵」
...死ぬまで本當の下手人を庇(かば)つて居るのだ」「すると下手人は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三四間を距(へだ)てた庇(ひさし)の上で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...よく庇(かば)つて下さいます」さう言ふ品吉は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四同じ新開の町はづれに八百屋と髪結床(かみゆひどこ)が庇合(ひあはひ)のやうな細露路...
樋口一葉 「にごりえ」
...誰も粗末に見て庇(かば)ってはくれぬ...
柳宗悦 「全羅紀行」
...「時三は私を庇(かば)って呉れた...
山本周五郎 「寒橋」
...孤身をご庇護(ひご)のもとに託してからまだ自分の妻子はもとより一族の便りすら何も聞いておりません...
吉川英治 「三国志」
...以後は鰐淵寺(わにぶちでら)の僧都(そうず)の庇護(ひご)の下にあるのであろう...
吉川英治 「私本太平記」
...庇(かぼ)うてやれと申すのじゃ」「殿! それどころではございませぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ばばの代りに庇(かば)ってみたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...日乗は内裏の庇護の下に武装兵を率いて神父を襲い...
和辻哲郎 「鎖国」
...支持庇護の態度に出るならば...
和辻哲郎 「鎖国」
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