...とりわけそれに幾らかの市価があるといふ事になると...
薄田泣菫 「茶話」
...馬だけは幾ら焦燥(あせ)つたところで...
薄田泣菫 「茶話」
...幾ら見たつて面白くない...
薄田泣菫 「茶話」
...……えーと幾らかとおっしゃったっけね...
相馬泰三 「六月」
...幾らかなりとも変化を経たはずの民俗や民間伝承によって遠い過去の民族生活を考えようとするには...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...藁をふらふらにくっつけ、長い毳(けば)のある肩掛をぐるぐる巻きつけ、鍔(つば)のびらびらしている帽子をかぶり、泥だらけの脚をして、その馬車の中から体(からだ)をゆすぶりながら出て来た、乗客のロリー氏は、幾らか、大きな犬のようであった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...このロリー氏と幾らか似たような経験を持つであろう...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...幾ら娘が彼此苦情を言つたつて駄目である...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...「二百四十五匁だそれで相場は幾らだい」「へえ...
長塚節 「教師」
...水浴をしてから幾らか爽快になつた...
長塚節 「隣室の客」
...管理人は幾らでもありましょうが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...綺麗に形を付けて下さるんでしょうね」「幾らだ」「六十弗」憤然として紳士は隠しへ手を突っ込んだ...
牧逸馬 「夜汽車」
...幾らか恨めし相に青年とその母を見やった...
松永延造 「職工と微笑」
...これが一番いいから幾ら幾らと二円三円の金でも出して貰う...
「海流」
...幾らでも出て来るのである...
山本周五郎 「契りきぬ」
...一枚売れば幾らという歩合制であるが...
山本周五郎 「へちまの木」
...幾らか自由になったとき久慈は矢代の方を見てみると...
横光利一 「旅愁」
...世間には幾らも上手(うわて)がいるぞという実例を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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