「幾つか」の意味
不特定の少数のもの
小説での「幾つか」の使い方
...高等学校から大学と幾つかの学校を通り抜けることは僅(わず)かに貧困を脱出するたった一つの救命袋だった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...芝生の間にも幾つかの花壇があって...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...後にはそれらの血縁的な集団が幾つか集って...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...今日の社会科学は之等幾つかのものを或いは適切に組み合わせ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ある幾つかの顔が彼の頭に残っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...物色しながら幾つかの実をもいだ...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...戸袋の後ろに取付けた段々を幾つか昇つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...幾つかの影の動きを...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...三年まえに君と同道してこの古い国をさまよい歩いたときから僕のうちに萌(きざ)しだした幾つかの考えのうちでも...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...幾つか続いたりぐるっとまはったり...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...叢の切れた一方に明るく陽をうけて幾つかの草山が見え...
三好達治 「測量船」
...四隣の幾つかの稲作国と共通のものが...
柳田国男 「海上の道」
...復活させたくもないものは無論幾つかある...
柳田国男 「こども風土記」
...又は此頃の幾つかの英米の叢書類でも...
柳田國男 「書物を愛する道」
...別になお幾つかは庚申と同じように...
柳田国男 「年中行事覚書」
...中に、幾つかの部屋は、氷室(ひむろ)のように、しいんとしている...
吉川英治 「大岡越前」
...洞然(どうぜん)たる幾つかの箱部屋と荒土の塗籠(ぬりごめ)である...
吉川英治 「私本太平記」
...幾つか銚子が要所をみて置いて行かれる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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