...切口には幾重にも白布を巻いて...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...その幾度目かの眠りから目覚めた時...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...一日中に幾たりの別人に生れ変ることであろう...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...既に幾分か黄ばんだ葉を片側に付けた樹が見えてゐました...
江南文三 「佐渡が島から」
...一(ひと)たび金に触(ふ)るるや必ずその幾分かを自己のポケットの中に収めずにはおかぬ...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...1817年にガンジス川のデルタ地帯の幾つかの場所でコレラは異常な激しさで流行し...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...また私の落ちつくだけの広い幾つかの座敷もあり...
橘外男 「逗子物語」
...幾度も逢っているうちに...
徳田秋声 「あらくれ」
...安政二年正月朔旦(さくたん)賀寅次郎家大兄案下なおなお幾重(いくえ)も目出度く存じ奉(たてまつ)り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...しかし幾千も幾千もの人間は確かに...
中井正一 「物理的集団的性格」
...世上幾多の不幸は起らずに済んだろうに...
夏目漱石 「坑夫」
...幾人も幾人も死んで行くのが素人の私にも不思議でなりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幾分清新さを取返すことがよくありますね...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...毛糸衣裳をつけた針金人形が幾つも並んでいた...
「一本の花」
...當時の事を幾度も思ひ浮べて見たのと...
森鴎外 「高瀬舟」
...そこには必然的に幾多のいやな思いがまじっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...幾多の無辜(むこ)を罰して顧みざる非人道に想倒する時は...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...世孰れか之を庶幾し...
横瀬夜雨 「花守」
便利!手書き漢字入力検索
