...幸いに手すじがよく字が旨く書けたので...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...青草がしげっていたのは何より幸いであった...
海野十三 「火星探険」
...関白殿の御謀叛は幸い露顕に及んだとは云え...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...綿貫の知ってる人に道修町(どしょうまち)の薬屋の番頭(ばんと)さんあるのん幸い...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...幸いこれは滝川問題(乃至京大問題)ほど重大な社会問題にならなくてよかったが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...幸いにしてそれが統制という名をもって呼ばれていないからなのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...幸いにも、その名誉、その威厳、その光明、その才能は、あの山師たる英雄や勝利者らが戦争と称する投機にかけることを得る骰子(さい)の目ではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...幸いにして橋番にも怪しまれずに...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸いに時間がまだだいぶあったので...
夏目漱石 「行人」
...幸いにして、彼の二度目の夫人は音楽を解し、写譜をよくした、夫バッハの作り捨てて顧(かえり)みなかったカンタータ三百曲のうち、百九十曲までは、十三人の子供を養育しながら写譜しておいたのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...幸い風はないので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そしてそれが休火山と来ているのだから願うてもない幸いだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...神様は決して人間に純粋の幸いや不幸をお与えにはならないもので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...幸いにこれほどで何よりでしたよ...
横光利一 「旅愁」
...もし、そのままだったら、心ならずも、市十郎は姿を消し、主殿もその脚では、追いきれなかったろうが、幸いにも、途端に、同苦坊の腕が、ぱッと、市十郎の襟がみをつかみ戻していた...
吉川英治 「大岡越前」
...しかし幸いにも、拙者と彼とは、――形の交わりはないが、つねに戦場の好敵手として、相見るたび、心契(しんけい)の誼(よし)みに似たものを感じ合っている...
吉川英治 「三国志」
...すると荀攸(じゅんゆう)が、物陰から、「いや、もっけの幸いだ...
吉川英治 「三国志」
...いま大都督の幸いにこれに臨まれた上は...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- シンガーソングライターのあのさん: 歌手がケロロ軍曹の新劇場版で声優と主題歌を担当。 🎤
- 野球選手の戸郷翔征さん: 試合中に危険球を与え退場処分 ⚾️
- 野球選手の丸佳浩さん: 逆転満塁本塁打を放った巨人の代打選手 ⚾
