...――「卻(かへ)つて并州(へいしう)を望めば是(これ)故郷」と支那人の歌つたのも偶然ではない...
芥川龍之介 「本所両国」
...)およそこの大雀の天皇の御子たち并はせて六柱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...彦右ヱ門并に馬一疋即死(そくし)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...争乱の時代と并存せず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...邪宗并に仏法の事人倫を廃せる仏法といえども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...文部省は三月末に高等学校并に中等学校の教授要目を改正した...
戸坂潤 「社会時評」
...情理并び到れるの辞なりと謂ふべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...并絲也と解釋してあるが...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...并びに彌馬といへる地名と覺しきを冠したり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...鳥居浪逆の浦より息栖を過ぎてよめる歌并短歌ひたちなる浪逆の浦は...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...麦酒(ビール)の壜(びん)を互の間に并(なら)べて...
夏目漱石 「それから」
...玄関に誠太郎のらしい履(くつ)が叮嚀(ていねい)に并(なら)べてあった...
夏目漱石 「それから」
...南海道の禪宗と云へば紀伊の法燈國師の外、伊豫に傳道した聖一國師の弟子の佛道禪師、并びに南山士雲、寒岩義尹あるのみである...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...自分の愛する亨一との并存(へいそん)がどうしても望み得られないと思つた...
平出修 「計画」
...兵士を幾ら并べたって鉄砲を撃つ訳(わ)けでないから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...樹木并巨竹を産し花卉草菜繁茂し...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...又作和歌并以賜余...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...并州(へいしゅう)...
吉川英治 「三国志」
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