...普通ならばその年ごろの少女としては...
有島武郎 「或る女」
...この産土(うぶすな)の松は何年ごろ切ってしまったのだい...
伊藤左千夫 「落穂」
...六年ごろの風俗を細微にわたってはっきりと覚えていますが...
上村松園 「絵筆に描き残す亡びゆく美しさ」
...「漢楚軍談(かんそぐんだん)」「三国志(さんごくし)」「真田三代記(さなださんだいき)」の愛読者であったところの明治二十年ごろの田舎(いなか)の子供にこのライネケフックスのおとぎ話はけだし天啓の稲妻であった...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...一八二〇年か二一年ごろ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...明治十六年ごろから多く廿年代のことであり...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...これはおまえの年ごろの子どもとしてはえらいことだ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...(昭和二年ごろ)明日あたり図書館へ行って魯迅全集を見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...少し物の理解がおできになるお年ごろになりましてからおつれなさいますほうがよろしいかと存じます」少納言はこう答えていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...第一巻第二十章などと同様に一五七二年ごろに書かれたモンテーニュ初期の随想で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私らがはじめて高等官になった明治三十五、六年ごろ、山崎覚次郎、桑田熊蔵などという人が主宰して、社会政策学会をおこしたことがある...
柳田国男 「故郷七十年」
...年ごろはたしかに知れないが眼鼻や口の権衡(つりあい)がまだよくしまッていないところで考えればひどく長(た)けてもいないだろう...
山田美妙 「武蔵野」
...五年ごろ上野御橋際へみずから豆腐料理「忍川」を開いた明治の食通幸堂得知翁いわく...
山本笑月 「明治世相百話」
...ほぼおなじ年ごろの娘がある...
吉川英治 「私本太平記」
...もうよい年ごろ」「しっ……」たしなめるように...
吉川英治 「親鸞」
...池のふちで年ごろの若い娘と列(なら)んでいた...
吉川英治 「親鸞」
...「年ごろもよく似ていたが……」腕ぐみをして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そんな年ごろのこと...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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