...泥は常々桶に入れて手近に置く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...常々私共の行きたい/\と思つてる處――何處ですか知りませんが――へ段々連れて行かれる樣な氣がします...
石川啄木 「足跡」
...と我を見給ふ度毎(たびごと)のお言葉を常々人に誇りし我れ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...常々最も順風を願ふ...
太宰治 「津軽」
...人格の修業をするように常々説き聞かせられていた...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...常々(つね/″\)仕馴(しな)れぬお坊(ぼう)さまの...
樋口一葉 「たけくらべ」
...常々チャールズ卿には...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...むくつけき溺愛があつてはならない――と常々善蔵氏は余に話してゐる...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...まづその友愛――おれは常々それをさびしく眺めてゐた...
水野仙子 「道」
...年中みすぼらしいみなりをして暮らすのはよくない性分だと常々知つては居るのだが...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...「常々、玄徳とその部下の者どもが、この荊州を奪わんとし、ご城下に参るたび、地形を測り攻め口を考究し、不穏な密会あると聞き及びおりますため、昨夜、小勢の兵をうかがわせ、様子をさぐらせておりましたところ、早くも事の発覚と見、一詩を壁に書き残したまま、風を喰らって新野へ逃げ失せましてございます...
吉川英治 「三国志」
...「わが蜀の先帝には、常々、蛮王蛮王と汝を称(よ)ばれて、汝に目をかけ給うたこと、一通りでなかった...
吉川英治 「三国志」
...みかども常々お悩みらしくあって...
吉川英治 「私本太平記」
...で、湯女奉公をしている彼女へも、常々、小銭の無心は珍しくなかったが、こんどは何かまとまった要(い)り用(よう)があるとかで、守口(もりぐち)の双葉屋という遊女屋から、お仙のからだを抵当(かた)に、百両ほど借りてしまった...
吉川英治 「治郎吉格子」
...わが君が何ぞというとよくお得意に謡い遊ばす敦盛(あつもり)の謡じゃ」「されば、清洲の町人友閑(ゆうかん)をお招きなされて、常々、舞と小謡(こうた)を遊ばしておられるのをいつのまにか、この方も見様(みよう)聞(き)き真似(まね)で覚えてしもうたのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...――それがしは敗軍の一将、また、老先(おいさき)もない老朽ですが、一子鶴千代は、何とか世のお役にも立つ者になれかしと、常々、多少訓育して来た者にござります...
吉川英治 「新書太閤記」
...そういう常々のおもいがいま御座(ぎょざ)ちかくすすむと共に全身をたかい感激にひたせて...
吉川英治 「親鸞」
...ルピック氏は常々(つねづね)...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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