...与八は知って置きたいという常々の願望を...
中里介山 「大菩薩峠」
...故(もと)の太閤ですらも我々へ常々申し聞けらるるには...
中里介山 「大菩薩峠」
...常々菊池寛氏を敬愛して「英雄」と呼んで居たのも...
萩原朔太郎 「芥川君との交際について」
...式部大輔儀常々不行跡に付...
久生十蘭 「鈴木主水」
...常々自分が戦国の世に生れなかったことを悔しく思っていたところ...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...――わたしは常々彼の画作の吹聴が素晴しく...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...その代り自分から云ひ出せば相手がどうであらうと云ふことは諾かぬ――常々西岡はさうした頑迷さを自ら誇つてゐた...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...早稲田大学文学士といふ理由で常々彼等から絶大な信望を担うてゐたからである...
牧野信一 「ファティアの花鬘」
...ぼくは常々、詩を求めるこころは、バランスを求めるこころであるとおもっているが、そのこころは、かゆければ掻きたくなり、いたければさすりたくなるこころのようなものだからである...
山之口貘 「詩とはなにか」
...常々御許の生けるが如く思われし人の再生せしと思召し候え...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...多忙なる風雲の策士には常々恰好な“隠(かく)れ蓑(みの)”として...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏は、そちも常々、倶(とも)に天をいただかざる宿敵なりと申していたはずだが」「されば」と、義貞はつつしんで...
吉川英治 「私本太平記」
...「この度の御普請中にも、また、常々にも、てまえ密かに思っている儀にござりますが、当清洲(きよす)のお城は、どう見ても、水利がよろしゅうございません...
吉川英治 「新書太閤記」
...常々拙者の母の世話や...
吉川英治 「新書太閤記」
...常々の部署、教練の通りに、することをしておればよいのだぞ」と、一応、その狼狽(ろうばい)をとり鎮(しず)めてから、「はるかに、山また山を越えてきた佐々の軍勢...
吉川英治 「新書太閤記」
...その以後の流浪の境遇なども、よく知っていて、蔭ながら案じる余り、「ぜひこの地へ来給え、どんなにもして匿(かく)まってあげる」と、常々、宋江の郷里へ宛てて音信していたものだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...常々凡物といわれていた大石内蔵助という者の力で動いて来たことがわかる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...常々てまえにいっていました...
吉川英治 「宮本武蔵」
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