...立つて掃く帚もバケツも島では新輸入のハイカラ品だからです...
江南文三 「佐渡が島から」
...帚(ほうき)あり即(すなわ)ちとつて落葉掃く十月十六日 関西同人会...
高浜虚子 「五百五十句」
...いつの間に壁にかかりし帚草(ははきぐさ)取りもせぬ糸瓜(へちま)垂らして書屋(しょおく)かな白萩の殊(こと)に汚(きた)なくなりやすく九月二十三日 丸ノ内倶楽部俳句会...
高浜虚子 「六百句」
...落葉吹く風に帚(ほうき)をとどめ見る十二月四日 句謡会...
高浜虚子 「六百句」
...襖の陰に帚など立てられてゐるものである...
太宰治 「お伽草紙」
...隙間(すきま)から漏れて来る水を帚木(ほうき)で掃き出している...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わたくしは帚葉山人が言った謎のような言葉を...
永井荷風 「西瓜」
...去年の春神代帚葉翁(こうじろそうようおう)の訃(ふ)を聞いてから...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...田舎の家に正月初子に蚕飼する屋を帚初むる事云々...
南方熊楠 「十二支考」
...昔の帚木(ははきぎ)もつれて行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お玉は草帚(くさぼうき)を持ち出して...
森鴎外 「雁」
...お玉は帚を持ったまま顔を真っ赤にして棒立に立っていたが...
森鴎外 「雁」
...己の帚で迷信の塵をいつまで払き出せば好いのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この附近でよく見かける「藤帚(ふじぼうき)」は全く他の地方にない形を見せます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...竹笊(たけざる)や帚(ほうき)などにも...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...しかるにそれを受けた第二巻帚木(ははきぎ)の初めはこうである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...従って彼の観察は帚木が後に書かれたという所にまで持って行かなければ徹底しない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...帚木の雨夜の品定めのあとには...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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