...画帖の中の画(ゑ)は大部分...
芥川龍之介 「支那の画」
...此処では妙なことから支那の田舎芝居の楽屋で写生帖をひらいたりした...
上村松園 「中支遊記」
...そうすると折角のモデルの皇帝までがのこのこと写生帖をのぞきに来るのには弱った...
上村松園 「中支遊記」
...何とかといふ名高い絵工(ゑかき)の書いた十二ヶ月美人とかの帖(でふ)...
内田魯庵 「犬物語」
...それを手帖へ控えて行こう」深夜の坂道帆村は甥と共に...
海野十三 「断層顔」
...いづれも畫帖に書き終りたる處也...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...その『各国民元首帖』を開(あ)けてみると...
薄田泣菫 「茶話」
...赤い帯の間にも手帖の中にも...
竹久夢二 「秘密」
...次席訓導は手帖へ...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...秋の夜の糠雨といえば物の湿(し)ける事入梅にもまさるが常とてわたしは画帖や書物の虫を防ぐため煙草盆(たばこぼん)の火を掻(か)き立てて蒼朮(そうじゅつ)を焚(た)き押入から桐(きり)の長箱を取出して三味線をしまった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...唐木(からき)の机の上に例の写生帖が...
夏目漱石 「草枕」
...画帖の上へ顔を出した...
夏目漱石 「三四郎」
...すると閻魔はいやさうな顔もせず直(すぐ)に明治三十四年と五年の帖面を調べたが...
正岡子規 「墨汁一滴」
...海の連想はやっぱりでしょう? きのういつかお目にかけた海と陸との太陽というヴォルフの写真帖が出て来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...此法諡は正しく宗家三世瑞仙直温の書いた過去帖に載せてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十帖くらいの日本間で...
山本周五郎 「陽気な客」
...一帖(じょう)の血書!いきなり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...膝には一帖の懐紙(かいし)が載っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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