「布切」の意味
布地の切れ端や裁断された部分
小説での「布切」の使い方
...一枚の布切れさえもなかった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...彼等はボロボロになった布切を身に纏(まと)い...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...うすあかい外国製の布切(ぬのきれ)のショオルが...
太宰治 「姥捨」
...赤い布切れに包んだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...そうしてその火炎がだんだんに白紙や布切れに変わって行ったりする...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...海水浴場のテントなどにあるようなびらびらした波形の布切れをたれただけで...
寺田寅彦 「軽井沢」
...そんな布切さえも...
外村繁 「澪標」
...しかしそれらの布切に包まれているであろう...
外村繁 「澪標」
...ただその上をありあわせの布切れで巻いているばかり...
永井隆 「長崎の鐘」
...波止場に出でて今日の日の魂に合ふ布切屑(きれくづ)をでも探して来よう...
中原中也 「山羊の歌」
...私は側(そば)にあった布切れを彼に与えておき...
原民喜 「夏の花」
...私は側にあつた布切れを彼に与へておき...
原民喜 「夏の花」
...聖母マリアの経水拭(ふ)いた布切(ぬのぎれ)...
南方熊楠 「十二支考」
...ええと、布切れで、そこの木立に目印を結んで貰いたい...
三好十郎 「斬られの仙太」
...六尺の布切(ぬのぎ)れを...
柳田国男 「母の手毬歌」
...白い布切れがふわりと信二の靴に落ちた...
山川方夫 「その一年」
...ちっぽけな布切一枚のことで...
山本周五郎 「さぶ」
...以外には塩と布切れだ...
横光利一 「夜の靴」
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