...金博士の腕と足とにきりきりと巻きついたのを双眼鏡でもって確(たしか)めたというとるですが...
海野十三 「大使館の始末機関」
...その前を赤い腰巻きをしたインド人が赤旗を持ってのろのろ歩いていた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...絹ハンケチを首に巻き縮らして...
豊島与志雄 「春」
...イシスの神の長衣よりいっそう神聖な彼女の長衣を巻き上げ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...削りものをしてるそばに立つて鉋(かんな)の凹みからくるくると巻きあがつて地に落ちる鉋屑に見とれてるといつもきれいさうなのをよつて拾つてくれた...
中勘助 「銀の匙」
...その中を桃色の鉢巻きをした子供が...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...彼はあの性格でもってレストー夫人を巻き添えにして評判を落とした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もうその頃から客が取り巻きはぢめてゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三馬路の四辻にはられたそれはトルコ巻き煙草の奇麗なポスター...
三岸好太郎 「上海の絵本」
...真の質的な巻き上りであるというところもありますし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...皿巻きをしていました...
室生犀星 「不思議な国の話」
...一つの毬を巻きあげるにも...
柳田国男 「母の手毬歌」
...妻の手紙を巻きおさめながら...
吉川英治 「私本太平記」
...もう堅松寺(けんしょうじ)を遠巻きにして...
吉川英治 「新書太閤記」
...傷口を巻きましょう」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...……お考えは?」「さあて」書面を巻き返し...
吉川英治 「新書太閤記」
...傷を洗い金創(きんそう)を巻きかえなどされて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...手紙を巻きこんでおいたに違いない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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