...即ち人間は安逸にして自己の生存を妨ぐるものに接せざれば...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...利休が自己犠牲をすることに定められた日に...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...そうだとすると己(じぶん)が往って消して来なくてはならないと思ったが...
田中貢太郎 「岐阜提燈」
...それを眼前に見ながら自己の錯誤を悟らないでいる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...彼は躊躇(ちゅうちょ)なく自分一己の嗜好(しこう)は犠牲にして顧みなかったろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...己(おの)れを見かけて慕い寄る人の気配を感じたものらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間は何と己(おの)れの心の在(あ)り処(か)を自ら知らぬものかと...
中島敦 「斗南先生」
...熟練な舟子共は軟風を其三角の白帆に受けて小舟は己が欲する方向に走らしむるのである...
長塚節 「旅の日記」
...「己(おれ)の方にゃしまって置く所がないよ」彼の周囲は書物で一杯になっていた...
夏目漱石 「道草」
...この事件に対して自己の態度を改めるには...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...かくてそれの自己實現は本質的必然性を以つて人間的主體の自己實現を完成と終極とに導くであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...むしろ再び沈み入らねばならぬであらう無を克服されたる契機としてすでに自己のうちに持つてゐる...
波多野精一 「時と永遠」
...アハヤ己れの手に帰さうとした札を後の者がねぢくりとつた...
牧野信一 「昔の歌留多」
...「生あるものは外的影響の極めて多様な条件に自己を適応させ...
三木清 「哲学入門」
...その三百八柏軒は己未の歳八月二十二日に幕府の奥詰医師となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己に酒を飲ませやがった...
森鴎外 「雁」
...己は認めて遣(つかわ)さぬぞ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...11580己は「刹那」に向って...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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