...長き白き衣着たるヱスタの神の巫女(みこ)あり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...甚(はなは)だ巫山戯(ふざけ)た小説であるが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...呪術や祭祀を行い神人の媒介をする巫祝(ふしゅく)が神と思われることがあるのと同じ意味で...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...一體筮の字は説文には筮易卦用蓍也、从竹※、※古文巫字とあり、段玉裁は之に注して从竹者蓍如也、以竹爲之、从※者事近於巫也、九※之名、巫更、巫咸、巫式、巫目、巫易、巫比、巫祠、巫參、巫環、字皆作巫、と言ひ、何れも筮と巫との關係のあることを見はしてゐる...
内藤湖南 「易疑」
...巫臣は莫大な黄白を散じて...
中島敦 「妖氛録」
...巫臣の仕官の途を塞ごうとしたが...
中島敦 「妖氛録」
...尤も大膳坊の方は蝠女(ふくぢよ)とか言ふ蝙蝠(かうもり)が化けたやうな女の巫女(みこ)をつれて歩いて居ます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...巫女(みこ)の蝠女(ふくぢよ)の姿も其處には見えなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...河内路や東風(こち)吹き送る巫女(みこ)が袖雉(きじ)鳴くや草の武蔵の八平氏三河なる八橋(やつはし)も近き田植かな楊州の津も見えそめて雲の峰夏山や通ひなれたる若狭(わかさ)人狐火やいづこ河内の麦畠しのゝめや露を近江の麻畠初汐(はつしお)や朝日の中に伊豆相模(さがみ)大文字や近江の空もたゞならね稲妻の一網打つや伊勢の海紀路(きのじ)にも下(お)りず夜を行く雁一つ虫鳴くや河内通ひの小提灯糞...
正岡子規 「俳人蕪村」
...邪視と妖巫(ようふ)を避け...
南方熊楠 「十二支考」
...その首たる者を、師巫行頭と号す...
南方熊楠 「十二支考」
...廻ってくるイダコという盲目の巫女(ふじょ)が...
柳田国男 「海上の道」
...また一の巫女(みこ)などとも書いて最も主神に近接する者の意味に解し...
柳田国男 「山の人生」
...従つて執拗(しつこ)く悪巫戯(わるふざけ)をする者が無く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...もうしばらく後に奥へ行く……」と左典は巫女の言伝てを返して...
吉川英治 「剣難女難」
...厳島(いつくしま)の“厳島の内侍(ないし)”といったような熊野巫女(みこ)もたくさんにいたのである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...江の島の巫女殺(みこごろ)し...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...女笛師や巫女(みこ)を殺したのは...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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