...中々(なかなか)巧いもので...
岩村透 「感応」
...仙太と一室に逢うのは仙太のために危険だと巧いことを云い...
海野十三 「疑問の金塊」
...「巧い/\...
薄田泣菫 「茶話」
...」]スクルージは早速に巧い返事も出来かねたから...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...」「けど余り歌の巧い芸者はゐませんよ...
徳田秋聲 「草いきれ」
...椎の友会席上で蕪村の句の巧いという話が出た...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...話はたいへん巧いのであるが...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...何か巧い雪上プラウか何かを作って...
中谷宇吉郎 「雪を消す話」
...一本をわざと忘れて出たのも巧い手だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」「何とかすることは巧いだらうよ――ぢや...
牧野信一 「鏡地獄」
...何となく斯う……」と云ひかけたが巧い形容詞が出ないで...
牧野信一 「眠い一日」
...何うも俺よりお前の方が文章が巧い(と聞いた時には私は實に驚いた)やうだから俺の譯した「ヘルマン・ドロテア」を讀んで見て呉れと云ふのであつた...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...女の気嫌の取り方などと来たら実に巧いものだぜ――といふやうなことを樽野の亡父も云つてゐたが...
牧野信一 「村のストア派」
...磯貝様はどうだと訊くと「まさかあのお人を」とおきせが否定するのでオヤこの分なら脈があるなと心でおもう言葉も巧い...
正岡容 「我が圓朝研究」
...スピーチする人は、みんな巧い...
正宗白鳥 「私も講演をした」
...そしてまた二葉亭自身でも前田氏が談話を筆記されるのが巧いのに信頼してゐたことも同氏の「明治大正の文学人」に収められた「二葉亭主人の事」に細かに書いてある...
水野葉舟 「言文一致」
...――同じような巧い言葉を...
吉川英治 「源頼朝」
...くれぐれ武蔵の巧い口にはのせられぬがようござるぞよ」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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