...機泉(しかけのいづみ)は積み累(かさ)ねたる巖の上に迸(ほとばし)り落つ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...これは多分猫のいたづらで其巖丈な両手で寝台をつかまへて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...見上ぐるばかりの巨巖...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...巖に松、而して三十丈の飛瀑と云ふのみにても、山水の遊に慣れたる者は、既に飛び立つ思ひすべき也...
大町桂月 「十和田湖」
...石門の彼方の奇巖怪石を問ふに...
大町桂月 「妙義山の五日」
...寧ろや海の牡蠣が身の巖根の夢を羨まむ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...小石程の巖の碎けが夥しい中に予の體があつた...
長塚節 「痍のあと」
...既にして佛々はさきに激然として踞して睥睨せし所の巖頭...
長塚節 「草津行」
...奇巖亂礁の島々に接近して行く...
長塚節 「旅の日記」
...此日も關田の濱へ行く松蔭に休らひ見れば暑き日は浪の膨れのうれにきらめく此日平潟より南へわたる長濱といふ所の斷崖の上に立ちて蟠る松の隙より見おろせば搖りよる波はなべて白泡枝交はす松が眞下は白波の泡噛む巖に釣る短人十二日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...じいっと巖ちゃんが見ていると...
林芙美子 「おにおん倶樂部」
...巖ちゃんは、學校でならった、民主主義と云うことをふっと思い出したので、顏をまっかにして、「あのう……...
林芙美子 「おにおん倶樂部」
...巖ちゃんは涙ぐんでしまった...
林芙美子 「おにおん倶樂部」
...ほど近く峙立(そばだ)つ巖(いはほ)も見えず...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...これは梅巖が實際見て書いたのですが...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...佐々木巖流というのと武蔵が仕合に出てゆく海辺で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...巖に花も咲きます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...巖々とした岩根にあぐらをくんでゐる植物がふと風にふれると嘯き出すあの聲みたいに云つたのである...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索
