「嶮し」の意味
険しい
小説での「嶮し」の使い方
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...お金は元來性質に多少嶮しい處のあつた女かも知れなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...なにか伝説のありそうな胸を突く嶮しい坂も登った...
田中英光 「箱根の山」
...嶮しき山根打ち崩し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...」みそのは藤吉に当てこすつて嶮しい眼つきだつた...
牧野信一 「淡雪」
...たゞ思ひ浮べるのはあれらの嶮しい山径が今も越え難い雪解の深さに遥かである思ひだけで...
牧野信一 「剥製」
...見事に径が嶮しいのである...
牧野信一 「三田に来て」
...6195所がわたし共は今嶮しい阪の下に立っています...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...嶮しい岩山を勇士が守っています...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかもその道は嶮しく遠い...
山本周五郎 「竹柏記」
...何思ったのか二人の方に向って嶮しい顔つきをして降りて来た...
横光利一 「馬車」
...嶮しい山岳を征伏して絶巓に立つた時のあの愉快さを千萬倍にも膨らませた心地と同じである...
吉川英治 「折々の記」
...彼もかくまで嶮しい所と考えていなかったかもしれない...
吉川英治 「源頼朝」
...あたりを見しても嶮しい山の傾斜のみで...
若山牧水 「樹木とその葉」
...星あかりの空を限つて聳えた嶮しい山の峰からその聲が落ちて來る...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
...しかも岩の露われた嶮しい山...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...手放しでは降りることも出来ぬ嶮しい崖の岩坂路を幾度か折れ曲って辛うじて川原へ出た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...神の道は嶮しい、神は残酷だ、と言った哲人の言葉がしみじみと胸にこたえる...
和辻哲郎 「転向」
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