「岸」の意味
水際の土地
小説での「岸」の使い方
...砂時計を携へながら湖の岸に下りた...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...そうかと思うと左岸の崕(がけ)の上から広瀬川(ひろせがわ)を越えて青葉山(あおばやま)をいちめんに見渡した仙台の景色がするすると開け渡った...
有島武郎 「或る女」
...次の日は対岸の日本電力の出張所で...
石川欣一 「可愛い山」
...同地の渡良瀬沿岸の桑畑は広袤十八町ばかりの桑が全く枯死し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...しかし彼岸の七日間は時候がよいというので...
高神覚昇 「般若心経講義」
...川岸通りの下に開いてる一種の門であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...浅草の方へ行く人を今戸(いまど)の河岸(かわぎし)へ渡していた...
永井荷風 「水のながれ」
...すべてこの沿岸はその時分から重(おも)に学生の集まる所でしたから...
夏目漱石 「こころ」
...あの岸も、この橋の上も、彼には死と焔の記憶があつた...
原民喜 「永遠のみどり」
...……控え廻してくれ」中ノ島の岸近く...
火野葦平 「花と龍」
...いかにも海岸の風をした川の岸です...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...山岸家と書いた厚い帳簿――それもこの人が新らしく始めたのを繰りながら...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...この日伊豆の海岸に出かけたななえは...
室生犀星 「渚」
...ブルバラネクからの通ひ馴れた小徑を、岸づたひ、一時間半ばかり歩くと、彼女は區の出端れに在る、その新たな家族の家へ着いた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...忽ち小森の岸へ向って...
吉川英治 「上杉謙信」
...舳(みよし)はずんずん岸へ寄せていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――わしの浮気を」三両河岸(りょうがし)は...
吉川英治 「無宿人国記」
...対岸の高層建築を威圧し切るほどの品位を見せている...
和辻哲郎 「城」
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