...「……宇津の山辺の蔦の道...
宇野浩二 「それからそれ」
...あの山辺へ登って見ると...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そのとき軍勢を率(ひき)いて来たのは山辺大楯連(やまべのおおだてのむらじ)というつわものでした...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...山辺(やまのべ)の赤人(あかひと)が好き人丸忌(ひとまるき)春泥やわが知る家の門の前日当りて電燈ともり町桜四月八日 二百二十日会...
高浜虚子 「六百句」
...洛中ニ栖(すみ)カネテ西山辺ニ身ヲ遁(のが)レ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...然らば豊内記に「洛中ニ栖(すみ)カネテ西山辺ニ身ヲ遁(のが)レ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...山辺の赤人でも、柿本の人丸でも、坊さんでも、女でも、其頃は目か鼻か口元か烏帽子の尖(さき)か衣裳の端かを見せられゝば、直ちに其名を指し得る程に目覚えがあつた...
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」
...当時高名であった強盗犯人山辺音槌とかいう男が江の島へ来ているという情報があったので警官がやって来て宿泊人を一々見て歩き留守中の客の荷物を調べたりしたというのである...
寺田寅彦 「海水浴」
...午後青山辺を歩む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...とにかく境内を一まわり奥山辺(おくやまへん)までお供を致そうじゃ御在(ござい)ませんか...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...山辺郡(やまべごおり)につづくあたりは全く人家がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...物静かな山辺温泉...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...和歌山辺へ来たらず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...」とあり、「信州丁未茶談」には、「また山辺には、地震に裂け候割れ目より、火気を吐き、乾き候芦藁等差出候えば、火燃え立ち候旨...
武者金吉 「地震なまず」
...山辺丈夫(やまのべたけを)の諸君に質(たゞ)して...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...翌日は梶女につれられて山辺の温泉へいった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...名ニシオフ宇治ノ山辺(ヤマベ)ノ坂口ニ...
吉川英治 「新書太閤記」
...盛夏のころ一月あまりを私は下野信濃の山辺に暮してゐたのであつたが...
若山牧水 「岬の端」
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