...遠い山巓(さんてん)から漲り落ちる大石の洪水の上にゐるのであつた...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...山巓に着くと彼女は...
石川欣一 「可愛い山」
...アララット山の山巓にひっかかったというのだから...
石川欣一 「可愛い山」
...葛城山の山巓が金色に輝いてゐるのをよく見受けましたところから...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...けだし山巓(さんてん)平坦なるより名を得たるものならん...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...山巓なる夕照の光は次第に微かに...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...山巓まで行つたには行つたが...
田山花袋 「日光」
...」東の山巓から、二条の緑いろの光が射し出ていて、それは実際美しかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...深い木立の間を雲霧にぬれて漸く山巓について何となし人寰を離れた感じで居る所へこんな烏が飛んで來たのは更に別天地のやうに思はれた...
長塚節 「鉛筆日抄」
...山巓に達する軌道あり...
長塚節 「草津行」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...家七間霧にみな貸す初秋を山の素湯(さゆ)めで来しやまろうど赤城山巓大沼のほとりにその昔一軒の山の宿があつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その真理が見出される山巓(さんてん)にあるのではない(11)...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...由子は遠く山巓(さんてん)に湧き出した白雲を見ながら...
宮本百合子 「毛の指環」
...その山巓の屹立した岩の上では夜毎に北斗が傲然と輝いた...
横光利一 「静かなる羅列」
...来極千山巓...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...心は高く栗原山の山巓(さんてん)から日本中のうごきと...
吉川英治 「新書太閤記」
...雪を被つた山巓(さんてん)も無論いゝ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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