「山子」の意味
山で働く人や山に住む人
小説での「山子」の使い方
...案山子は、雀(すずめ)や烏(からす)を相手に、「おれはお人間さまだぞ...
海野十三 「人造物語」
...その後は案山子の上に糞(ふん)をしかけるという仇討(あだうち)まで...
海野十三 「人造物語」
...その夢を信じて案山子(かかし)の殿様に忠誠を捧げ尽すことの出来たサンチョと...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...夜清元会にて図らず葵山子に逢ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...案山子と言はれたのが不足らしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...田のもの案山子((かがし))も小溝の流れも...
樋口一葉 「琴の音」
...前髪に源内櫛を挿した等身大の案山子(かかし)が...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...グツと引き寄せられると彼は案山子のやうに彼女の胸に倒れかゝりさうになつたりした...
牧野信一 「小川の流れ」
...義太夫の芸者のような太りかたついでに今少しく寿山子の花柳吟をあげようか...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...『吉原へ矢先そろへて案山子(かかし)かな』など云ふ江戸座の発句(ほつく)を...
正岡容 「吉原百人斬」
...しかれどもこれと同時に予の好みし句にはよつひくは勇なり放たぬは仁なり智の一つ足らでをかしき案山子(かかし)かな 楽翁の如きあり...
正岡子規 「俳句の初歩」
...馬を山子といえば...
南方熊楠 「十二支考」
...それ程にもこの案山子は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...信州ではこれを案山子祭の日にしていたのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...靈山子の許へ、依頼畫などをもちこむ人はほとんどない...
吉川英治 「折々の記」
...靈山子の書畫は、その點において、今でもかなり有るらしい...
吉川英治 「折々の記」
...靈山子のやうな畫人が...
吉川英治 「折々の記」
...根府川関所で六尺棒を持って案山子(かかし)みたいに立っていた先祖とぼくとを見くらべたら...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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