...それと同時に勇に出したハガキが屆いてゐないからである...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...本も隨分屆けてくれてゐた...
小穴隆一 「二つの繪」
...足先屆く大盾は肩より皮革ともに落ち...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其の二つの祝典に更に校友會館落成の祝をも兼ねる事になり其招待状が屆いた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...中味ごとそつと妻戀坂(つまこひざか)の伜へ屆けてくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金助町では手が屆かないと言ふので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何分公儀へは御病氣の御屆が出て居る位だから」「うんと脅(おど)しておやんなさいまし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...思ひの外手の屆いた庭を見渡して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さ來年は三十一でせう」「不思議なことに人間は一つづつ年を取るよ」「三十に手が屆かうといふのに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十手のガン首に相濟まねえことになるでせう――とかうだ」「行屆いたことだな」「それから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この手紙も娘に頼んで親分の家へ屆けるが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...取締(とりしまり)の目は屆いたわけです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日照(ひで)り續きの庭に箒目(はうきめ)美しく掃除(さうぢ)が屆いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吟味のゆき屆くたちだつた...
長谷川時雨 「あるとき」
...一行も一言も私には屆かなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...若しも何びとかの聲が彼のところに屆いたとしたら...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「或女友達への手紙」
...福岡の清夫婦からの土産物として博多織がお梅の家へ屆いたのは彼岸過ぎであつた...
正宗白鳥 「孫だち」
...一寸お針のかへりから屆けものかたがた顏を出した友達を無理に引きあげた...
水野仙子 「四十餘日」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
