...彼等をして高鳥尽きて良弓納めらるゝの思をなさしめたるに比すれば...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...思ひの外(ほか)急に尽きる時が来た...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...以上に尽きていた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...あたし達の運命も尽きてしまうのじゃありませんか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...そして滋々として尽きることのない味である...
種田山頭火 「其中日記」
...大体科学的引用のタイプはこの四種類位いで尽きはしないかと思うが...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...そして言葉の尽きることはなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...空気の組成についての研究だけでも尽きるところはありますまい...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...「や、油が尽きたかな、火取虫めのいたずらか」ようやく附木(つけぎ)の火はついた...
中里介山 「大菩薩峠」
...広いようで狭い浜松の町はここで尽きて...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼はこの唐詩を高らかに吟じつつ、海岸を走り戻りましたが、詩が尽きて、道は尽きず、次にうたうべきものが、未(いま)だ唇頭に上らざるが故に、その間(かん)、沈黙にして走ること約二丁にして、たちまち、その病が潮の如くこみ上げて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...自力の尽きる所からが他力の境地であつて...
中原中也 「詩壇への願ひ」
...遥(はるか)の青草原の尽きる辺(あたり)から幾万匹か数え切れぬ豚が...
夏目漱石 「夢十夜」
...とうとう精根が尽きて...
夏目漱石 「夢十夜」
...一切尽きている如く思われる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...さて、まだまだ東京中の牛屋を語って行けば、話は尽きないが、ここで、牛鍋からすき焼へという時代となるので、そこんところを、じっくりと語りたい...
古川緑波 「牛鍋からすき焼へ」
...私はいくらでも尽きずに出て来る悲しみを泣く事が出来た...
松永延造 「職工と微笑」
...しかしこればかりでは決して尽きたとはいわれぬので...
柳田國男 「名字の話」
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