「尻目」の意味
他人を軽蔑した目つき
「尻目」の例文(場面別)
- 日常会話彼は私の意見を聞くとき、いつも尻目で見てくる。
- 文学作品主人公は周囲の尻目を気にせず、自分の信念を貫いた。
- 職場環境新しい提案をしたら、先輩から尻目で見られてしまった。
小説での「尻目」の使い方
...彼女と尻目に振り返ってしまった...
...一瞬尻目で見たけど、すぐに戻した...
...彼に尻目で見られたのが気になって仕方がない...
...尻目で確認したけど、やはりそれは彼女だった...
...小さな子供が可愛くてつい尻目で見てしまった...
...水々しい銀杏返(いちょうがえ)しに結ったお芳を時々尻目に窺(うかが)ったりしていた...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...自分の生活とは関係のない木か石ででもあるように冷然と尻目(しりめ)にかけた...
有島武郎 「或る女」
...彼の烏円を尻目(しりめ)にかけ...
巌谷小波 「こがね丸」
...恐縮しきっている松吉を尻目にかけて...
海野十三 「雷」
...呀ッと驚く議員たちを尻目に...
海野十三 「深夜の市長」
...驚く私を尻目にかけて...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...和尚はじろりと尻目に甚斎の左手を見た...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」強情な原氏は小林氏を尻目にかけた...
薄田泣菫 「茶話」
...婦人は尻目にじろりと紳士の顔を見ながら云つた...
薄田泣菫 「茶話」
...祖先の苦勞を忘れて風流三昧に現(うつゝ)を拔かす當世武士を尻目にかけし...
高山樗牛 「瀧口入道」
...馬鹿にしたようにわたしのほうを尻目にかけながら...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...銀ごしらえの脇差を尻目(しりめ)にかけて通ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうしておつぎは勘次(かんじ)を尻目(しりめ)で見(み)た...
長塚節 「土」
...あつぷとやる利助を尻目に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...烈しい憎悪と共にまざ/\と眼の前に浮ぶおゝ第十九路軍屈辱と飢餓の南京政府を蹴飛ばして下からの兵士の力で作り上げた×(4)衛軍狼狽する蒋介石を尻目にかけ...
槇村浩 「出征」
...唖然として見惚(みと)れている仁三郎とその相棒を尻目にかけ...
夢野久作 「近世快人伝」
...腰を抜かしている亭主を尻目に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ドーブレクは悠々として驚くクラリスを尻目にかけつつ...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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