「就く」の意味
ある地位や職に就く
「就く」の例文(場面別)
- ビジネス彼は新たに社長の職に就くことになった。
- ニュース新内閣が発足し、各閣僚がそれぞれのポストに就く。
- 日常会話彼は大学を卒業して、すぐに就職して新しい仕事に就くんだって。
小説での「就く」の使い方
...三分心の置洋燈を細めて、枕に就くと、氣が少し暢然(ゆつたり)した...
石川啄木 「天鵞絨」
...枕に就くと鶏(とり)うたわむ...
泉鏡花 「活人形」
...旧を去りて新に就くの性あるものなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...便所へ行つて來てから、再び枕に就くと、義雄はお鳥の話しから、そのをつとであつた人の怒つたり、泣いたりしたと云ふ人物や境遇を想像して見ながら、ぐツすり寢込んでしまつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これ大熊の雄瀧也たら/\下りて、瀑底に就く...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...午後の汽車で帰途に就く...
種田山頭火 「其中日記」
...末節を放棄して大義に就くを得るということを説いたのには第百十二段...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...三晩飯が済んで一時間もすれば耕二は床に就くのが常である...
中原中也 「耕二のこと」
...要するに人間は如何なる方面でも常に易きに就く傾向があるようである...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...作太郎は床に就くとすぐ老人らしいいびきをかいて眠つた...
林芙美子 「雨」
...師に就くに非ず、友と共にするに非ず...
正岡子規 「俳句の初歩」
...紙など復(また)枕元に運ばせたれど一間半の旅行に労(つか)れて筆を取る勇気も出ねばしばし枕に就く...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...虚子を猿楽町に訪ひて夜に入りて帰途に就く...
正岡子規 「夜寒十句」
...彼の目下(もっか)の急務は職に就く事であった...
松本泰 「緑衣の女」
...勘定奉行という役に就く以上...
山本周五郎 「竹柏記」
...適材を以て適処に就くのが宜しい...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...ボリース・チモフェーイチは夜の床に就くまえの腹ふさげに...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...百姓たちが朝の仕事に就く前に一人々々此處にこの香を捧げて行つたものなのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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