...その人の爲とも自分の爲ともなく淋しく思ふ事もある――人と人との間の超え難き隔たりに就いての悲しみと言はうか...
石川啄木 「吉井君の歌」
...然るにアリストテレスは何が故に只(たゞ)罪過をのみ説いて歓喜戯曲(コムメヂー)の「歓喜に終る源因」に就(つい)て説くことなかりしや...
石橋忍月 「罪過論」
...この事(こと)は西暦(せいれき)千九百二年(せんくひやくにねん)五月八日(ごがつやうか)マルチニック島(とう)プレー山(さん)の噴火(ふんか)に就(つい)て記(しる)した通(とほ)りであるが...
今村明恒 「火山の話」
...自分の恋が成就しないのを知つても更に人を怨まないで...
内田魯庵 「犬物語」
...実に不愉快千万の噂(うわさ)に就(つ)いて...
太宰治 「新ハムレット」
...末節を放棄して大義に就くを得るということを説いたのには第百十二段...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...之は歴史学方法に就いての彼の認識の不充分さに対する...
戸坂潤 「科学論」
...「無信仰者の信仰に就いて」等である...
戸坂潤 「辞典」
...玉陵や崇元寺の拜觀のことに就いて御願をする...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...ジィドは一八九二年頃からすでに「シュウマンとショパンに就いてのノオト」といふ論文を書かうと企圖してゐたらしい...
堀辰雄 「「エル・ハヂ」など」
...就床睡眠時間はまず通常六時間あるいは七時間位で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...君は伯父さんゆづりでエチオピヤ国立銀行の総裁に就任したまへ僕はアヂス・アベバをのっとってエチオピア皇帝バイロン第一世と宣布しよう!」だが...
槇村浩 「長詩」
...親鸞の信楽はかかる浄土教の歴史的伝承において成就する...
三木清 「親鸞」
...現實的なものそのものに就いての學でありながら...
三木清 「歴史哲學」
...先づ其大躰に就て一二言ふ所あらしめよ...
山路愛山 「明治文学史」
...床に就いておりましたが...
夢野久作 「少女地獄」
...とまたもや武士みな去就(きょしゅう)の迷いを右往左往にしておりますので...
吉川英治 「私本太平記」
...いや就業のブーに追われて小屋を出るやいなや吹ッ飛んでいたのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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