...急に吹き始めた強い南風に先の尖った小さな無数の三角波を乗せて...
大阪圭吉 「死の快走船」
...鯖(さば)に似て喙(くちばし)の尖った細長い魚が...
太宰治 「虚構の春」
...めど切れがしないと保険附きのホワイトチャペル製の一番よく尖った針でも...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...尖った三角の帽子……チヨ子は...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...庭に一杯さしている弱い尖った日の光りを見やった...
豊島与志雄 「囚われ」
...の尖った長い顔がついていた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それに尖った鋼を被せて長くした牙は...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...画は釘の先か尖った石かで彫りつけたもので...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...顔面骨(がんめんこつ)の尖った...
平林初之輔 「祭の夜」
...滑らかな尖った軍人風の編上げをはいた足を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...その尖った小石を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そこに学生たち町の人たちに囲まれて青じろい尖ったあごをしたカムパネルラのお父さんが黒い服を着てまっすぐに立って右手に持った時計をじっと見〔つ〕めてゐたのです...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...尖った帽子をかぶり...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...病的に痩せて尖った顔を(あいそ笑いらしい)みじめにひきつらせながら...
山本周五郎 「雨あがる」
...両端の尖った波の形をして散らばっている……その中に...
夢野久作 「暗黒公使」
...尖った肩をふるわして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老人は尖った肩を振って...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...針のように尖った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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