...………たべてもすぐにかへらずにぽつぽぽつぽとないて遊(あそ)べ………………いつしよに遊(あそ)ぼとおもへども下駄(げた)や足駄(あしだ)の坊(ぼつ)ちやんに足(あし)を踏(ふ)まれて痛(いた)いゆへ屋根(やね)のうへから見(み)てゐましよ………一疋(ぴき)の小猿(こざる)が「おれのお父様(とつちあん)はおまへ豪(えらい)んだぜ...
竹久夢二 「コドモノスケッチ帖」
...当時十二歳の小猿は父親の指にいつも鉄の銹がついているのを不思議がる...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...取るに足らぬ小猿のくせに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...来春明治座にて岡君新作の小猿七之助を演ずるにつき...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...小猿を背負った猿廻しの後(あと)からは包(つつみ)を背負った丁稚(でっち)小僧が続く...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...大猿小猿が幾段かにつながれていて...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...昨夜も夕景から「三匹の小猿荘(ヴィラ・トロワ・サンジュ)」の食堂において...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...おりで暴れる小猿に似ているなあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...小猿の大将は、楢夫の少し参った様子を見ていかにも意地の悪い顔をして又申しました...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...小猿は緑の草の上を...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...小猿峠付近でハンドルを切りそこねて転落した...
山川方夫 「予感」
...蔵の中を覗いて、「小猿...
吉川英治 「新書太閤記」
...――大坂表までお渡りか」小猿の頭を抑えながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小猿を携えた前髪を捕まえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...肩の小猿を店頭に抛(ほう)って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...たしかに小猿と前髪は乗ったとある...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「……?」丹左が不審顔すると、小猿は、この人間くみしやすしと見てとったか、内陣の朱の欄(らん)をするすると二、三度往復をしてからまた、元のところへ坐って、毛の生えた桃に似ている面(つら)がまえをケロリと上げ、パチパチ眼(ま)ばたきをしながら何か物でもいいたげな風情(ふぜい)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「帰ろう」小猿を肩にのせて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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