...私は小犬が好きです...
...彼女は小犬を飼っている...
...わが家にも小犬がいます...
...小犬を連れて公園に行った...
...小犬が近所で迷子になっている...
...膝(ひざ)の上の小犬にからかっていた...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...まるで小犬のように...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...そして小犬でも愛する様にしてそれ等の小松を可愛がつた...
相馬泰三 「夢」
...可哀そうな小犬は...
高見順 「如何なる星の下に」
...鎖を放たれた小犬のようにゆっくり歩くことが出来ないで...
竹久夢二 「誰が・何時・何処で・何をした」
...小犬は後になり、さきになり、私の顔を振り仰ぎ、よたよた走って、とうとう私の家の玄関まで、ついてきた...
太宰治 「畜犬談」
...どちらも似たような茶色の小犬だったが...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...突然この小犬の姿を見たみのるは...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...あとからスピッツ種の白い小犬が駈(か)けて行った...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...」でも彼らよりももっと彼の嫌(きら)いな小犬どもがいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ちぎれ飛んだ防空服のわずかに胸に残った小犬のブローチを手にしたとき...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...同時に小門の下から夥(おびただ)しい小犬が走り出して来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...毎日海岸を小犬をつれて散歩していた...
西尾正 「墓場」
...小犬を埋めたしるしの石を見て呆然(ぼうぜん)としてしまったのだった...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...走り廻る小犬...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一四横山五助の、最後のうめきが、まだ耳に残っている浪路、気も上擦って、闇の小径を、それぞ音羽の通りと思われる方角を指して、ひた駆けに駆けつづけたが、息ははずむ、動悸は高ぶる、脚のすじは、痙(ひ)き攣(つ)ッて、今はもう、一あしも進めなくなるのを、やッとのことで、町家の並んだ、夜更けの巷路(こうじ)まで出ると、――ウ、ウ、ウ、ワン、ワン!と、突然、吠えついた犬――人こそ殺したれ、かよわい女気(おんなぎ)の、小犬が怖さに、また、やぶけそうな心臓を、袂で押えて急いだが、小犬はどこまでもと、吠え慕って、やがて、それが、二匹になり、三匹になる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この塩梅(あんばい)では大馬と小犬の芝居は二十分かからないかも知れない……と云っておられました...
夢野久作 「暗黒公使」
...小犬はまだ鳴きつづけていた...
蘭郁二郎 「睡魔」
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