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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...これほど巧みにこれほど小気味能(よ)く窮所を穿(うが)ったものは恐らく先人未言であったろう...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...さっきから小気味よげに...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...小気味よいでき事として喧伝され...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その男どもをステンステンと小気味よく投げ飛ばすというような「夢」を夢見たら...
高見順 「如何なる星の下に」
...何のためらうところも無く見事に割腹して相果てたとはなかなか小気味よき武士である...
太宰治 「新釈諸国噺」
...小気味よしとも言わんかた無い男であった...
太宰治 「親友交歓」
...また神尾の言うことを小気味よしとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...メラメラと赤い舌を出して小気味よく燃える...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところでこの高圧の微小気泡ができる場合に...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...普通上層の気象状態を測るには小気球を飛ばせて...
中谷宇吉郎 「雪」
...町人風の小気のきいた様子で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつの間にか、露路上へまで乗り出し、差かけ二階が出来上り、どこへあれだけの人数が寝るのだろうと思うほどの店員が住んで働らき出す――実際古くさい大店(おおみせ)の、よどんだ中に、キビキビとそんなのが仕出すと、小気味がよいが、近隣の空気はどことなく変って、けいはくになってくる――そこで、あんぽんたんの家庭(うち)にも、少々変革があった...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...世にある頃の唐桟(とうざん)ぞろひに小気の利(き)いた前だれがけ...
樋口一葉 「十三夜」
...いかにも小気味よく言ってのけられたではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは見る目も小気味よい飲み振りだった...
吉川英治 「私本太平記」
...師直の失脚を小気味よしとするよりも...
吉川英治 「私本太平記」
...余りに小気味よく計られては...
吉川英治 「茶漬三略」
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