...三径(さんけい)の十歩(じっぽ)に尽きて蓼(たで)の花十歩に足らぬ庭先の小園ながら...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...わらつて寧ろかぶりを振つたのだがFが娘に小園と名づけた...
牧野信一 「淡雪」
...英介は小園と相愛で...
牧野信一 「淡雪」
...小園は息子の藤吉を母と叔父に託して浦賀へおくり...
牧野信一 「淡雪」
...水族館のやうな暗い廊下を曲つて奥へ来ると、小園が、「まあ、新ちやんも来たの?」と叫んで、新吉を抱いた...
牧野信一 「淡雪」
...「小園さん」の頬を花瓶のやうに冷く感じた...
牧野信一 「淡雪」
...小園さんは浦賀のお婆さん(園)よりもつと年とつたお婆さん(Fの未亡人)に云ひつけられて小まめに動いた...
牧野信一 「淡雪」
...小園さんよりも若い時の写真が飾つてあつた...
牧野信一 「淡雪」
...小園の案内で新富座や歌舞伎座を見物した...
牧野信一 「淡雪」
...小園は夜会巻といふ髪(あたま)で...
牧野信一 「淡雪」
...そんなことはありませんよ……」小園はあかくなつて祖父を打つ真似をしたが...
牧野信一 「淡雪」
...小園と藤吉が改札口の直ぐの傍らに立つてゐて...
牧野信一 「淡雪」
...「姉さん――」と貞介は小園を呼ぶのであつた...
牧野信一 「淡雪」
...小園の姿は見えずに貞介が...
牧野信一 「淡雪」
...我に二十坪の小園あり...
正岡子規 「小園の記」
...況(ま)して此より後病いよ/\つのりて足立たず門を出づる能(あた)はざるに至りし今小園は余が天地にして草花は余が唯一の詩料となりぬ...
正岡子規 「小園の記」
...売過何惜小園林...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...裏の小園に榻(とう)を持ち出して昼寝していた武松をゆり起して...
吉川英治 「新・水滸伝」
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