...実にこの上もなく尊いものであったに違いありません...
石原純 「キュリー夫人」
...私は私なりのものを尊ぶので...
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...近くは直隷軍の惨敗の結果が宣統帝の尊号褫奪(ちだつ)宮城明渡しとなって...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...少しもその間に貴賤尊卑の区別がない...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...伊弉諾ノ尊が、待つことの永きに、堪え能わざりしが如く、オルフォイスも亦た、一旦死して唯一個の影となり居たるその妻の歩む影の、少しも聞えざるを怪み、終に堪うること能わず、将さに上界に達せんとして、顧み見しかば、忽ちオイリディーツェは消ゆるが如く、再び死の国へと失せぬ...
高木敏雄 「比較神話学」
...緑平句集、松の木は尊い...
種田山頭火 「其中日記」
...これは世間というものが本当に学者を尊重し学術の進歩を期図する方法ではないような気がする...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...自尊心のある婦人にとっては――ことに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...傷つけられた自尊心や民主的な平等にたいする憎悪の念などによってであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...拔くことの出來ない自尊心が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...古池の句は終(つい)に俳句の本尊として崇拝せらるるに至れり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...仏教における聖道門は釈尊を理想とする...
三木清 「親鸞」
...尊大人(そんたいじん)のとかくおすぐれなさらないので...
三宅花圃 「藪の鶯」
...子供の時から持っていた人に違った自尊心も...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それらのすべてを謙虚な自尊心で受けながしたように...
山本周五郎 「青べか物語」
...尊氏もだが、もっと恐いと見ておられるのは、尊氏がうしろに持っている全土の武士層というものだ...
吉川英治 「私本太平記」
...また打倒尊氏の念に...
吉川英治 「私本太平記」
...いや尊氏でなければならぬ...
吉川英治 「私本太平記」
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