「寺男」の意味
寺院で雑務を行う男性
「寺男」の例文(場面別)
- 歴史・文化江戸時代の寺院では、寺男が多くの雑務を担っていた。
- 日常会話あの寺男さんは、いつも丁寧に掃除をしてくれるので、境内がとてもきれいだ。
- ニュース地元の寺院で働く寺男が、地域の清掃活動に積極的に参加していることが話題となっている。
小説での「寺男」の使い方
...寺男はなにげなくうなずきつつ提灯(ちょうちん)携え...
井上円了 「おばけの正体」
...寺男を頼みて、庭の木戸を開けてもらひ、池畔に立てる萩の舍大人落合直文先生の歌碑を見る...
大町桂月 「吾嬬の森」
...年玉を入れた萌黄(もえぎ)の大風呂敷包を頸(くび)からつるして両手で抱(かか)えた草鞋(わらじ)ばきの寺男を連れて檀家(だんか)の廻礼をしたりする外は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...寺男の手をかりないで自分でやると云い出した...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...寺男を捉まへて小半日植木の講釋などをした擧句(あげく)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外に寺男の彌十老人と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...閼伽桶(あかをけ)へ水だけ汲んで差上げました」寺男は夕方の忙しさに不精した樣子ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寺男に提灯を持たせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寺男たちは商売柄忍び歩きの名人で...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...寺男はKに見られているのに気がつくと...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...まるで寺男のように吠(うた)い出す...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...寺男が苔を掃って香華(こうげ)を供えたのち...
堀辰雄 「花を持てる女」
...良源院へ来てからずっと、寺男の弥吉と、その妻のおきわが、二人の世話をしてくれていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼(か)の寺男の馬十なり...
夢野久作 「白くれない」
...そして、思い出したように、「もう帰(けえ)って来そうなものだな」「使いにやった、寺男か」「ウム、八助のやつ、何をしていやがるのだろう」「大丈夫か、あの男は」「その方は心配はないよ...
吉川英治 「江戸三国志」
...とうとう来たよ」寺男が...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...寺男の爺さんはせっせと鋤をふるいながら段々穴を掘り下げていたが...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
...平常はただ年寄つた寺男が一人居るだけであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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