...また信仰の道に因んで三寶ヶ辻と呼ぶ場所である...
泉鏡花 「遺稿」
...寶石(はうせき)でも取出(とりだ)すやうな大切(たいせつ)な...
泉鏡太郎 「十六夜」
...寶兒の小鼻を見ると...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...諸(もろもろ)の「愛」の寶(たから)もほろびけり...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「あはれ今」
...「三つの寶」の印税からまだ僕の受取れる分があるから...
小穴隆一 「二つの繪」
...目耀(まかがや)く種種(くさぐさ)の珍寶(うづたから)その國に多(さは)なるを...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...たとへば杉田成卿は「萬寶玉手箱」のなかで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...繪(ゑ)の具(ぐ)を乾(かわ)かす時間(じかん)が省(はぶ)ける丈(だけ)でも大變(たいへん)重寶(ちようはう)で...
夏目漱石 「門」
...きらきら光る寶石入りで...
南部修太郎 「S中尉の話」
...ちやうど寶石細工人が玉をけづり磨いてほんとの美しい光と形を得ようと努めるやうに‥‥...
南部修太郎 「氣質と文章」
...隱した寶を探したんでなきア...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それから夕景まで、この探索は執拗(しつあう)に熱心に續けられましたが、人足共をヘトヘトに疲らせ、溜池を滅茶にかき濁らせただけ、錢箱は愚か、古下駄一つもあがらず、寶雲齋坊、眞つ先に立つて、數珠を打ち振り打ち振り指圖をして、草臥儲(くたびれまう)けに終る外はありませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何千兩といふ寶を瓶に入れて埋めてあるんですつてね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...財産よりも身内のものが何よりも寶だと思へた...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...そこに現れたのは繻子(しゆす)や寶石で――無論私の贈り物ですが――まばゆいばかりのヴァレンと...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼はその寶物を彼女の足下に置く...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...寶玉丸と云ふ大船を造らせた...
森鴎外 「栗山大膳」
...どんな寶玉よりもうるはしい鮮紅のものが透いてみえる...
吉川英治 「折々の記」
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