「寫眞」の意味
寫眞は写真の古い表記
「寫眞」の例文(場面別)
- 歴史的文書明治時代の新聞には「寫眞」という表記が頻繁に登場する。
- 書道作品「寫眞機」と書かれた戦前の看板を復元した。
- 古物鑑定この「寫眞帖」の表記から昭和初期の作と推定できる。
小説での「寫眞」の使い方
...彼女が撮った寫眞を見せてもらった...
...最近はスマホで簡単に寫眞を撮ることができる...
...彼の部屋には多くの寫眞が飾られていた...
...少年は島の景色を寫眞に収めた...
...彼は寫眞家として有名になった...
...わたしの顏とその寫眞と手紙とを幾度も見かへすのです...
石川三四郎 「浪」
...「早う東京へ歸りたい――歸りたい!」「君の書齋と家族の寫眞が雜誌に出たので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ロキイ山中の谿谷鐵道の寫眞の樣だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この隣りとの地境にあつた松の木を背にして左手を腰にして立つてゐる寫眞は人々の目になにかで觸れてゐる...
小穴隆一 「二つの繪」
...その活動寫眞のことを考へると胸がどきどきしてならぬのだ...
太宰治 「思ひ出」
...私は一九〇一年の卒業生諸君の立派な寫眞...
小泉八雲 田部隆次訳 「明治三十四年東京帝國大學文學部卒業生に」
...人民の聲の寫眞機なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...滿地の緑が目に美しい時は寫眞道樂の冬である...
長塚節 「教師」
...私に寫眞技師の自信があつたら...
野上豐一郎 「北信早春譜」
...活動寫眞や劇場の座席の隅で...
萩原朔太郎 「宿命」
...この寫眞を疊へ放り出してゐるので...
林芙美子 「婚期」
...ふじ子 拜廣太郎 樣手紙の中へ二枚の小さい寫眞が入れてあつた...
林芙美子 「濡れた葦」
...桂次(けいじ)がもとへ送(おく)りこしたる寫眞(しやしん)はあれども...
一葉女史 「ゆく雲」
...いくらそれはお前のお母さんの若い時分の寫眞だよと云はれても...
堀辰雄 「花を持てる女」
...その寫眞のなかで母のつけてゐた服裝は...
堀辰雄 「花を持てる女」
...それは僕に複製の寫眞版を思ひ起させた...
堀辰雄 「不器用な天使」
...「寫眞屋も、そんなことを訊いてゐるのさ...
牧野信一 「痴日」
...小説や活動寫眞に現れてゐる西洋の家庭の親子兄弟の睦まじさうな態度は...
正宗白鳥 「母と子」
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