例文・使い方一覧でみる「寥」の意味


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...此人が感ずる悲痛も寂も歡喜も...   此人が感ずる悲痛も寂寥も歡喜もの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...心絃挽歌(しんげんばんか)々(れうれう)として起るが如く...   心絃挽歌寥々として起るが如くの読み方
石川啄木 「閑天地」

...どこへ行っても寂(せきりょう)が彼を待っているにすぎなかった...   どこへ行っても寂寥が彼を待っているにすぎなかったの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...昌作は深い寂の中へ落ち込んだ...   昌作は深い寂寥の中へ落ち込んだの読み方
豊島与志雄 「野ざらし」

...その割合の々(りょうりょう)たるには一層驚かざるを得ない...   その割合の寥々たるには一層驚かざるを得ないの読み方
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」

...或るやるせない寂(せきりょう)とである...   或るやるせない寂寥とであるの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...無限の荒とした曠野を越えて...   無限の荒寥とした曠野を越えての読み方
萩原朔太郎 「宿命」

...「頌歌(しょうか)はない」寂(せきりょう)は至る所で僕を待ち構えている...   「頌歌はない」寂寥は至る所で僕を待ち構えているの読み方
原口統三 「二十歳のエチュード」

...メンデルスゾオンの序曲「ヘルブリデス島」の寂哀感も...   メンデルスゾオンの序曲「ヘルブリデス島」の寂寥哀感もの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...――そして睡蓮はその荒廃寂(せきりょう)の森厳の中で互いに溜息をつきあっていた...   ――そして睡蓮はその荒廃寂寥の森厳の中で互いに溜息をつきあっていたの読み方
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」

...森林沙漠などの荒無人の境が多いから...   森林沙漠などの荒寥無人の境が多いからの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...心のしさにやりきれなくなって...   心の寥しさにやりきれなくなっての読み方
正岡容 「わが寄席青春録」

...何という溢れるばかりな(さび)しさだろう...   何という溢れるばかりな寥しさだろうの読み方
「朝の風」

...何というしさであったろう...   何という寥しさであったろうの読み方
「朝の風」

...茶山は蘭軒のこれによつて寂を免るゝを喜び...   茶山は蘭軒のこれによつて寂寥を免るゝを喜びの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...終戰後の日本へ歸つてみたところが、あたり荒、人心はバラ/\、世の行く末もありやなしや、といふ中へ立つて、何をしたらいゝか、と考へたんです...   終戰後の日本へ歸つてみたところが、あたり荒寥、人心はバラ/\、世の行く末もありやなしや、といふ中へ立つて、何をしたらいゝか、と考へたんですの読み方
吉川英治 「折々の記」

...孔明の胸裡にある一点の寂(せきりょう)というのは実にそれであった...   孔明の胸裡にある一点の寂寥というのは実にそれであったの読み方
吉川英治 「三国志」

...坐禅しながら死を待つあの々(りょうりょう)とした終焉(しゅうえん)の身辺も...   坐禅しながら死を待つあの寥々とした終焉の身辺もの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

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