...幾度となく寝返りを打つた...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...うるさそうにうめき声を小さく立てて寝返りを打った...
有島武郎 「或る女」
...やがて熊谷は寝返りを打ちました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...こんな夢では大部分画にも詩にもならんと思いながら、寝返りを打つと、いつの間にか障子(しょうじ)に月がさして、木の枝が二三本斜(なな)めに影をひたしている...
夏目漱石 「草枕」
...どうか吠えてくれればいいと寝返りを打って仰向(あおむ)けになる...
夏目漱石 「琴のそら音」
...来ないか知らんと寝返りを打つ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...三四郎は床にはいってからたびたび寝返りを打った...
夏目漱石 「三四郎」
...何度も寝返りをうつては溜息(ためいき)をついた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...力いつぱいで寝返りを打つて...
林芙美子 「浮雲」
...つぎに彼が床の上で寝返りを打つのを用心深く待っていてくれさえすればよいのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...「首でも縊るのさ」と突つぱねて自分は寝返りをうつた...
北條民雄 「重病室日誌」
...時として一匹の地震鯰が二回続けて寝返りを打つことがあるのである...
武者金吉 「地震なまず」
...壁を隔てて下女が溜息をしては寝返りをするのが聞える...
森鴎外 「独身」
...彼女は寝返り打って...
横光利一 「上海」
...世をあざむく寝返りを打ったということは...
吉川英治 「黒田如水」
...――早くも寝返りが続出していたのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...一朝(いっちょう)にして織田方を寝返り打ったとありましては...
吉川英治 「新書太閤記」
...壁の方へ寝返りをうった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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