例文・使い方一覧でみる「寔に」の意味


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...序欧羅巴に於ける神話学の研究は、嘗て所謂比較神話学派の勃興せし当時に於て、甚しく隆盛を極めし反動の勢未だ止まずして、現今に於ては、寔に微々として、甚振わざるの観なきに非ず...   序欧羅巴に於ける神話学の研究は、嘗て所謂比較神話学派の勃興せし当時に於て、甚しく隆盛を極めし反動の勢未だ止まずして、現今に於ては、寔に微々として、甚振わざるの観なきに非ずの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...寔に一個の欠点と云う可く...   寔に一個の欠点と云う可くの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...寔に心外の事どもである...   寔に心外の事どもであるの読み方
辰野隆 「書狼書豚」

...私事にわたることを云ふのは寔に恐縮であるが...   私事にわたることを云ふのは寔に恐縮であるがの読み方
谷崎潤一郎 「泉先生と私」

...飽く迄(まで)も生娘の純真さを保っておられるのは寔に貴いことである...   飽く迄も生娘の純真さを保っておられるのは寔に貴いことであるの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...難事業とされてゐる自動車工業の克服を想へば寔に是男子一生の大業であり...   難事業とされてゐる自動車工業の克服を想へば寔に是男子一生の大業でありの読み方
豊田喜一郎 「準備は出來たトヨタは邁進します」

...寔に此の會にお集り下された方々は...   寔に此の會にお集り下された方々はの読み方
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」

...川柳狂歌春画三味線の如きは寔に他の民族に見るべからざる一種不可思議の藝術ならずや...   川柳狂歌春画三味線の如きは寔に他の民族に見るべからざる一種不可思議の藝術ならずやの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...詩も亦寔にそのやうである...   詩も亦寔にそのやうであるの読み方
中原中也 「詩と其の伝統」

...寔によく読まれよく評されて来た...   寔によく読まれよく評されて来たの読み方
中原中也 「よもやまの話」

...寔にそれは忘我の陶酔境でありまして...   寔にそれは忘我の陶酔境でありましての読み方
西尾正 「陳情書」

...その外観は寔に異様で...   その外観は寔に異様での読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...此障礙は寔に偶然のことである...   此障礙は寔に偶然のことであるの読み方
平出修 「逆徒」

...私はその先人に対して寔に済まないと思ひます...   私はその先人に対して寔に済まないと思ひますの読み方
平出修 「逆徒」

...お疲れ筋を寔にすみませんが……」揺起しながら阿波太夫...   お疲れ筋を寔にすみませんが……」揺起しながら阿波太夫の読み方
正岡容 「吉原百人斬」

...寔に此の一疋の蛾が...   寔に此の一疋の蛾がの読み方
横光利一 「蛾はどこにでもゐる」

...小さいかな、われらの百年に滿たぬ生涯は、その過去未來、億萬年の生命にくらぶれば、寔に、一瞬一閃光の短い時間に過ぎぬ...   小さいかな、われらの百年に滿たぬ生涯は、その過去未來、億萬年の生命にくらぶれば、寔に、一瞬一閃光の短い時間に過ぎぬの読み方
吉川英治 「折々の記」

...しかし手にとって開こうともせず、そのまま正使の前に返して、「寔(まこと)に、寔に、過分なおことばやら恩賞のお約束やら、何と申してよいか、お礼のことばもない...   しかし手にとって開こうともせず、そのまま正使の前に返して、「寔に、寔に、過分なおことばやら恩賞のお約束やら、何と申してよいか、お礼のことばもないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「寔に」の読みかた

「寔に」の書き方・書き順

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