「寔」の意味
まことに、じつに
小説での「寔」の使い方
...寔に一個の欠点と云う可く...
高木敏雄 「比較神話学」
...それに当て篏まる人と云うものは寔(まこと)に暁天の星の如くであるから...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...先方さんへは寔にお気の毒ですけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それには寔(まこと)に良いお嬢さんがあります...
谷崎潤一郎 「細雪」
...国に斯様(かよう)な朝臣があるのは寔(まこと)にめでたい限りであるから...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...寔に遺憾に堪えないのであります...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...寔(まこと)に顕著なる特徴を有する美術たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...この点において北斎は寔(まこと)に泰西人の激賞するが如く不覊自由(ふきじゆう)なる独立の画家たりしといふべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...房枝の情夫が女形であると言うのは寔(まこと)に解せない話であります...
西尾正 「陳情書」
...此障礙は寔に偶然のことである...
平出修 「逆徒」
...初婚に新婦が痛哉と呼ぶは、萬里同風で、笑林廣記一に一秀士新娶、夜分就寢、問二於新婦一曰、吾欲二雲雨一、不レ知娘子尊意允否、新人曰、官人從二心所一レ欲、士曰、既蒙二府允一、請二娘子一展レ股開レ肱、學生無禮、又無禮矣、及レ擧レ及、新婦曰、痛哉痛哉、秀士曰、徐々而進レ之、渾身泰矣と、同書三に有二寡婦一嫁レ人而索二重聘一、媒曰、再※與二初婚一不同、誰肯レ出二此高價一、婦曰、我還是處子、未二曾破一レ身、媒曰、眼見三嫁過レ人做二孤孀一、那箇肯レ信、婦曰、我寔不二相瞞一、先夫陽具渺少、故外面半截、雖二則重婚一、裡邊其寔箇處子...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...寔(まこと)にさびしい」家中の武将のうちには...
吉川英治 「上杉謙信」
...寔(まこと)に文武両道の家なればこそ...
吉川英治 「新書太閤記」
...きょうは寔(まこと)に気分がよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...東寔と東叡山(とうえいざん)とも...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...寔(まこと)によい朝でございました」重盛も清々(すがすが)しかった...
吉川英治 「源頼朝」
...寔(まこと)にご堪忍のお情け...
吉川英治 「源頼朝」
...「寔(まこと)に...
吉川英治 「源頼朝」
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