...落葉(おちば)した木々の梢(こずえ)を照らす日の光があってもうすら寒い...
芥川龍之介 「黄粱夢」
...これは本当に寒いのですが...
石川欣一 「山を思う」
...里心が付いてなお寒い...
泉鏡花 「歌行燈」
...自分が寒い気はしねえとよ...
泉鏡花 「海異記」
...わがアカグマ国は、従来は、寒い山岳地帯に、吹雪(ふぶき)と厚氷とを友として、小さくなっていたが、今や千二百キロに及ぶ暖かい海岸線を領し、それにつづく数百万平方キロの大洋を擁して歴史的な豪華な発展をとげた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
......
大江鉄麿 「職場の歌」
...寒い町を三人は歩み去つた...
千家元麿 「自分は見た」
...――寒い晩だった...
高見順 「如何なる星の下に」
...一本の寒い綱(ロウプ)...
谷譲次 「踊る地平線」
...故国の自宅へ帰ると暗い寒いアパアトメントの階段を頂上まで這いあがらなければならない...
谷譲次 「踊る地平線」
...旅のみなし児砂糖なめてゐる寄りそうてだあまつて旅のみなし児は旅の子供はひとりでメンコうつてゐる□・久しぶり逢つた秋のふぐと汁(源三郎居)鰒食べつゝ話が尽きない( 〃 )□・濡れて寒い顔と顔がしづくしてゐるバクチにまけてきて相撲見の金を借り出さうとしてゐる時化でみづから吹いて慰む虚無僧さん・空も人も時化ける冬空のふる郷へちかづいてひきかへす追うても逃げない虫が寒い十一月廿二日晴曇定めなし...
種田山頭火 「行乞記」
...寒い夜には焼芋を買つて来て...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...寒い空気に逆上した頭を冷やしていた...
寺田寅彦 「議会の印象」
...東北の寒い冬に炭がたりない等と...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...ある時、寒い晩でしたが、下の室に炬燵をこさえて、皆でごろ寝をしたことがあります...
豊島与志雄 「男ぎらい」
......
中野鈴子 「母の叫び」
...暑い寒いを正確に判断したり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いや、藤吉郎自身は、各部屋をまわる度に、「冬は寒いもの、炭薪など、吝々(けちけち)せず、十分にお費(つか)いなさい...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
