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淺井洌 「信濃國」
...無病の人をして清潔なる寐床(ねどこ)の上に置きしかして彼は危険なる病に罹れる患者なれば今は病床の上にありと側(かたわら)より絶えず彼に告ぐれば無病健全なる人も直(ただち)に真正の病人となると...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...白い蝶! 自分は幼い時分の寐物語(ねまのかたり)に聞いた...
岡田三郎助 「白い蝶」
...こゝを寐所(ねどころ)となし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...一言(ごん)も言(い)わずに彼(かれ)はニキタの示(しめ)した寐台(ねだい)に移(うつ)り...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...そのうち寐入(ねい)った...
オシップ・ディモフ Ossip Dymoff 森鴎外訳 「襟」
...一順みせびらかせば 御機嫌よう をいつて寐間にはひり伯母さんの仰山な絵ときをききながらさんざ見かへしてから枕もとにおいてねる...
中勘助 「銀の匙」
...寐ることもできないし...
中勘助 「銀の匙」
...表(おもて)二階を借りている伊東さんというカフェーの女給(じょきゅう)が襟垢(えりあか)と白粉(おしろい)とでべたべたになった素袷(すあわせ)の寐衣(ねまき)に羽織を引(ひっ)かけ...
永井荷風 「ひかげの花」
...單衣(ひとへ)の寐卷(ねまき)の上(うへ)へ羽織(はおり)を被(かぶ)つて...
夏目漱石 「門」
...連れて來やうと思ひましたけれど彼の子は宵まどひで最う疾うに寐ましたから其まゝ置いて參りました...
樋口一葉 「十三夜」
...寤寐(ごび)にも離(はな)れず起居(ききよ)にも忘(わす)れぬ我(わ)が後來(のち/\)の半身(はんしん)二世(にせ)の妻(つま)新田(につた)が娘(むすめ)のお高(たか)なり...
樋口一葉 「別れ霜」
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正岡子規 「俳人蕪村」
...我将仮寐」は里恵の「ふし被申候」と符合する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寐惚けた役人の前を横切って...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...まだ寐られそうにないよ...
森鴎外 「蛇」
...父親があれの十七の年から中風で寐ついて...
山本周五郎 「夕靄の中」
...夢寐(むび)の間にも鐘巻自斎の名を念頭に描いて...
吉川英治 「剣難女難」
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