...その容子(ようす)がいかにも見苦しかった...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...好印象を与えた容子(ようす)だった...
芥川龍之介 「将軍」
...そのうつくしい顔といい容子(ようす)といい...
泉鏡花 「遺稿」
...一時に川を決したように流れ出る容子(ようす)を見ては...
高浜虚子 「丸の内」
...後(おく)れ馳せの老女訝(いぶか)しげに己れが容子(ようす)を打ち(みまも)り居るに心付き...
高山樗牛 「瀧口入道」
...さうなんでせうよそれからといふものは一所懸命に錢を溜める料簡に成つてる容子なんですからね...
長塚節 「おふさ」
...親(おや)が警察(けいさつ)へでも願(ねが)つて出(で)なけりや巡査(じゆんさ)ばかしぢやどうすることも出來(でき)ねえもんでござんせうかね」勘次(かんじ)は先刻(さつき)からの噺(はなし)の内(うち)にも何(なん)だか後(うしろ)から物(もの)に襲(おそ)はれるやうな容子(ようす)が止(や)まなかつたが遂(つひ)に斯(か)ういつた...
長塚節 「土」
...その顔にも容子(ようす)にも...
夏目漱石 「それから」
...小園容子といふのも来たが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...リン家の人たちの意氣(いき)な容子のよさ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自分の容子を、横目ででも見ていたのだろうか、二、三歩、高札から足を退けると、「貴公、それを読んだか」片手に、酒杯(さかずき)を持ち、片手に剣の把(つか)を握って不意に起ってきたのである...
吉川英治 「三国志」
...また孔明がこの城にいたときの容子をいろいろ訊ねた...
吉川英治 「三国志」
...大事ございますまい」右馬介もやや警戒心をほぐした容子だ...
吉川英治 「私本太平記」
...高氏はほんとにおれを信じている! そう彼も信じ込んできた容子だった...
吉川英治 「私本太平記」
...その欣(よろこ)びようといってはない容子(ようす)が会わないでもよく分るのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...きょうほど深く心を打たれたことはないような容子(ようす)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...よそながらお案じの御容子(ごようす)で」「たわけたことを」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...べつだんな容子(ようす)もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
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