「家産」の意味
家族が所有する財産
「家産」の例文(場面別)
- 法律・相続祖父の家産をめぐって親族間で争いが起きた。
- 歴史・文化江戸時代の商家では、家産を守ることが最優先の義務とされた。
- 経済ニュース名門企業の家産分散が進み、株式市場に影響を与えている。
小説での「家産」の使い方
...「彼は農家出身で、自家産地の野菜を売りに出かけている...
...飲(いん)の為に家産が累(わづら)はされるやうな惧(おそれ)は...
芥川龍之介 「酒虫」
...家産が傾いたか――酒虫を吐いたと云ふ事と...
芥川龍之介 「酒虫」
...昔日(せきじつ)の劉の健康なり家産なりが...
芥川龍之介 「酒虫」
...夫は家産を破りて死し...
井上円了 「おばけの正体」
...それで一文の銭もなし家産はことごとく傾き...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...蘇州の家産も滅んでしまったので...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...一八七六年に家産全部の管理を弟に一任し...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...家産の管理を引受けた弟のエドワードは始めは月給を貰っていたが...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...僕の持っている家産の半分を貰いたいと言出した...
永井荷風 「申訳」
...たとえ祖先伝来の爵位と家産を失うとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...家は数代の豪商にして家産今漸(ようや)くかたぶき...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...次第々々に家産が傾くと知りつつもそれを喰止(くいと)めるだけの力がなかった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...家産相続法の議論あり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...気力ようやく衰えて家産すでに尽くるに至れば放蕩変じて頑愚となり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...家産・家族の有様もあり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...やや家産(かさん)の豊(ゆたか)なるを得て...
福沢諭吉 「旧藩情」
...そして莫大なその全家産だけでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...穴蔵など造って内々家産を地下に匿(かく)しておいたり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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