...三日月(みかづき)は右手の家々の空にかすかに光りを放っている...
芥川龍之介 「少年」
...他の家々よりも(若しそんなことが可能でありとすれば)もっとさっぱりして...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...と穢(きたな)らしい子供等が家々から出て来て...
石川啄木 「天鵞絨」
...第2が家々の裏にある台所の流しからの不快な悪臭であり...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...汚水溜からの排水がバースの近くのロックスブルークの家々に属する井戸に流れ込み...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...家々の軒を一間ほど前に延長させて頑丈に永久的に作つてあるのが...
太宰治 「津軽」
...古びてはゐるが大きい材木を使つた此の家々は一様に外面を白壁でかこんでゐる...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...飢餓は竿や綱にぶら下っているみすぼらしい衣服の中に入って高い家々から突き出されていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...家々に反響していた...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...急勾配な屋根のある家々だの...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...ごたごたとした家々の塊りの上方に...
堀辰雄 「日時計の天使」
...フリントンヒルやエヴァースリーガーデンあたり一帯の家々は浮浪者であふれています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...土塀(どべい)や土蔵の家々が町の古い物語りを話しかける...
柳宗悦 「日田の皿山」
...たとえば京都から移住して来られた旧華族の家々の名と同じ地名が...
柳田國男 「名字の話」
...物語の古い家々に歓迎せられたゆえんである...
柳田国男 「雪国の春」
...岸の家々の軒燈籠が水にちら/\寫つてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...道はおのずから家々の間へ入ってゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...――その中にも人が住んでいるにちがいないが――およそどの家々にも声さえないので...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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