...九州西国第三十二番は龍宮寺...
種田山頭火 「行乞記」
...中宮寺の如意輪觀音も...
内藤湖南 「寧樂」
...この口よせのいうことは、一向とりとまりはないが、その文句のうちに、「口惜(くや)しい悲しいで気がとりつめ」とか、「この魂が跡を追いかけて引き戻してくる」とか、「東は神宮寺、西は阿礼(あれ)の社(やしろ)より向うへは通さぬ」とか、髪をふり乱し、五体をわななかせ、油汗を流して、呪わしい言葉を口走っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...中宮寺の弥勒像もまた飛鳥彫刻の名作として...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...きょうは夢殿や中宮寺なんぞも見損ったから...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...法隆寺のそばの中宮寺の観音である...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...竜王甚だ易(やす)き事とて竜宮寺に釣るところの鐘を下ろして与う...
南方熊楠 「十二支考」
...大和(やまと)中宮寺の「天寿国曼荼羅」のおはなしがあった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...わたくしは不幸にして未だに中宮寺をおとなう折にはめぐまれぬけれども...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...さきの隅田、高橋の大敗も見たろうに」「いや、あまりひどい負け方を喫したので、敵は、負け腹立って来たのだろう」しかし、衆言をよそに、正成の床几(しょうぎ)の辺では、和田、神宮寺、橋本、安間などの諸将から正季も前において、いつもに変らない正成の低目な声が、なにか諄々(じゅんじゅん)といっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...正高(まさたか)兄弟神宮寺ノ正師(まさもろ)佐備正安(さびまさやす)安房(あわ)四郎左衛門安間了現(やすまりょうげん)――なども駒をひろって先駆し出した...
吉川英治 「私本太平記」
...安間、神宮寺などは、武者扱いにそつのない老臣、よく相談してやりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...神宮寺正師(まさもろ)などの――いくさの駈引きにも騎馬戦にも屈指(くっし)な者をすえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...神宮寺の新判官正房」「はっ」正房は...
吉川英治 「私本太平記」
...奈良の中宮寺と法華寺へまわった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...中宮寺(ちゅうぐうじ)観音とシナ六朝の石仏との間に著しい相違を認める人は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その感じはむしろ中宮寺の観音の方に近い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...中宮寺観音は様式の上においてもそこばくの日本化が認められる作品であるが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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